2015年2月25日水曜日

【受験生応援】決死の滝行を敢行 ~受験生の運気上昇間違いなし!~

 時は1月17日。未来の東北大生たちがセンター試験を受けている一方で、我々は滝行をしていた。何を言っているか分からないかもしれないが、自分自身どうしてこうなったのか分からない。我々がどうして真冬に滝行を行ったのか、そして、その過酷な滝行の一部始終をご覧頂こう。

 それはある日の部室の話。新年を迎えてから一週間ほどが経過し、センター試験が目前に迫っていた。我々もセンター試験には大変お世話になった。「スピンスピンスピン」「555―456―0721」「あはははははははははは」……。受験生を馬鹿にしているかと言いたくなる問題と、これで自分の未来が決まるというプレッシャーに悩まされたが、それも今となっては笑い話。センター試験の思い出話に花を咲かせていたのだが、そこであるアイデアが生まれる。「俺たちで受験生を助けられないだろうか」。苦しむ受験生を助けるためにあれこれと考えた結果、滝に打たれて合格祈願をすることに。どうしてこうなった。
 車を走らせること一時間強。我々は宮城県丸森町の清滝という滝に向かっていた。山奥にある滝を目指すために、途中からは車を降りて徒歩で進むことに。道には雪が積もっており、傾斜のせいでよく滑る。雪の山道という最悪のコンディションの中で、30分ほど歩くと、目の前に滝が見えてきた。
 岩場に積もる雪と滝が合わさった風景に感動しつつも、自分が今からあの滝に打たれるのだと思うと嫌になる。恐る恐る手を水につけてみると、突き刺すような冷たさを感じる。「これはいかんでしょ」と思いながらも、未来の後輩のために文字通り一肌脱いでやろうと滝に打たれる決心をする。
 パンツ一丁に長靴のレスラースタイルに着替え、寒さに凍えながら滝壺まで近づいていく。滑りやすく足場の悪い岩場を進み、ついに滝壺へ。そして決死のダイブ。体中を氷のような冷たさが襲い、思わず叫び声を上げる。気合で耐えながら「受験生よ、俺みたいに頑張れ!」と祈り、急いで滝壺から出る。気温が暖かいと感じられたことが印象に残っている。
 果たして、この合格祈願が受験生へと届いているのだろうか。そもそもどうして滝に打たれて合格祈願なのか。いずれにせよ、我々の思いが受験生へと届き、新入生となった君たちが報道部室のドアを叩くことを期待している。
 ※この企画は経験豊富な指導者(報道部員)のもとで行っています。大変危険なので、真似しないでください。もし君が滝に打たれたいのなら、報道部に入部することをオススメします。

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